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サンディエゴ➡︎台湾➡︎シカゴ➡︎ハワイ(現在)の海外ライフ あれこれ

SSN取得に長〜い時間がかかった話

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アメリカ、シカゴ郊外のWheelingにあるUS Social Security Administrationへ、ソーシャルセキュリティー番号(SSN)を申し込みに行った。

 

どこのオフィスも混むのは有名な話。本とドリンクを持って、長丁場になる覚悟で行く。2時間ほど待たされて、無事に申し込み完了。

後日郵送されると言われ、とりあえずホッとした。これからSSNをめぐって長〜い戦いがあるとも知らずに...

 

後日、待てど暮らせどSSNは届かない(想定内)。何度も申し込みに行ったオフィスに電話をするけれど、確認できない、わからない、ばかり。申し込み時に受付番号の記載された控えをもらっていたのでその番号を伝えても、該当なし、と。

 

仕方がない。もう一度出向くか。

そしてまた2時間待つ。夕方閉まる前時間が近づいてくると、今までになかったようなスピードで番号が呼ばれていく。

朝一番に行ったこともあるけれど、オープン前から前に人がずらっと並ぶので、夕方に行くのもいいかもしれない。

 

私の番が来て、事情を話す。担当者は、ニューヨークの大元のオフィスに調査の依頼をするという。少し時間がかかるそうだけど、仕方がない。すべてのSSNの申し込みは一旦そこに送られて、そこからカードが発送されるらしい。

 

ここからさらに数ヶ月待つ。でもやっぱり来ない。

 

そして3度目の正直で、またオフィスへ。

私の番が来て、担当者(白人の女性)に事情を話すと、「先日の申し込み内容は、誰かが間違ってパソコンから消してしまったの。どうしてそんな事になったのかは分からないけど、ごめんなさいね。」

 

え?!?! 私、この為にわざわざ遠くから来ているんですけど... まあ消してしまったものは仕方がない。もう一度申し込みをお願いします。

 

そして待つ事2週間。待望のSSカードが手元に届いた。

 

喜んだのもつかの間...

 

数日後良く行くNordstrom Rackで、デビットカードを作らない?と言われ作る事に。

お店がその場で担当部署に電話して、私に電話を代わり本人確認する。

オペレーター「SSNは?」

私「***-**-****です」

オペレーター「I'm sorry. 今回は作れません」

私「えっ?!」

 

電話を切った後

お店の人「クレジットカードなら分かるけど、普通デビットカードで審査に落ちる人はいないんだけどね。残念ね。」

 

イヤ〜な予感がしました。

 

 

家に帰って主人に話し、念の為もう一度SSオフィスに電話で確認してみる事に。

何度も個人情報を確認され、結果、言われたこと。

 

「あら、あなたの名前、担当者が申し込みの時にスペルを間違ってタイプして登録してしまったみたい。だから本人確認をしようとしてもできなかったのね。」

 

私「え、でも私の手元の控えや、SSカード上の名前は正しく印刷されていますよ。」

 

「そこには正しく印刷されているけれど、システム上は間違ったものが登録されているの。登録し直すから、もう一度オフィスに来てくれる?」

 

私「(は??なんでそんな事が起こる?!)  私、妊婦なんです。1度で良いところを、そちらのミスでこれで4度目です。予約くらいはしてもらえませんか?」

 

「ごめんなさいね。ソーシャルセキュリティナンバーの件では予約は取れないの。来て、待ってもらうしかない。」(他の件では予約ができます)

 

私「OK.」(イライラMAX)

 

4度目の正直で、その2週間後SSNのカードが手元に届き、私のSSNをめぐる一年弱の戦いは無事終わりましたとさ。(私のケースはかなりレアです)

 

アメリカでは、何か不都合があった場合、諦めず電話したり、担当者をプッシュしてとことん調べてもらうことが解決につながります。担当者では埒があかないなら、スーパーバイザーや、マネージャーに変わってもらうこと。(一度、荷物の紛失で郵便局のスーパーバイザーに電話をした時、すぐに留守電になり、折り返しの電話もありませんでしたが苦笑)

 

相手が間違っていると思うなら、感情的にならず、とにかく冷静な言い方で話すこと。

それでダメなら第三者を入れる。

 

あ〜、日本の超絶良いカスタマーサービスが恋しい...